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多分本格的テキサス・ピーチ・コブラー

近所のスーパーで桃が特価で8個$1! これはテキサス・ピーチ・コブラーを作らねば、と早速買い出しに行ってきました。独立記念日に作った時と違い、今回はちゃんと写真も撮りましたよ~。ほかほかのコブラー、ボスお手製のバニラアイスクリーム添え ↓
多分本格的テキサス・ピーチ・コブラー_e0138289_54406.jpg
アメリカの料理本には写真が載ってないものも多く(不親切~)、これも完成品の写真がなかったので、最初に作った時は「こんなので『コブラー』なるものが出来るの?」と少々疑いながらでした。レシピの日本語訳(一部加筆)は以下の通り。簡単な所は私好みだけど、ちょっと変わった作り方だと思いません?

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テキサス・ピーチ・コブラー
<材料(8インチ(約20cm)の四角型1個分=約8人分)>
フィリング
☆完熟した桃 --- スライスしたもの4カップ(テニスボール大の桃で7個くらい)
☆グラニュー糖 --- 大さじ2
☆レモン汁 --- 小さじ1
☆バニラエッセンス --- 小さじ1/4

生地
バター --- 大さじ6(ケーキ用マーガリンでも可)
●小麦粉 --- 1と1/4カップ
●グラニュー糖 --- 3/4カップ
●ベーキングパウダー --- 小さじ2
●塩 --- 小さじ1/8
●シナモン --- 少々
○牛乳 --- カップ1
○バニラエッセンス --- 小さじ1/2
ざらめ --- 大さじ1(黒砂糖でも可)
注: 計量カップはアメリカのサイズ(1カップ=約240cc)

1. フィリングの材料(☆)をボールの中で混ぜて置いておく。
2. オーブンを華氏350度(180℃)に余熱。バターを四角型に入れ、それをオーブンの中に5分程入れバターを溶かす。
3. ●を1とは別のボールに入れ混ぜ合わせる。
4. ○をあわせ、3に入れざっくりと混ぜる。
5. オーブンから出した2に4を流し入れ、表面をゴムべらなどで平たくする(注:かき混ぜないこと)。
6. 1を5の上にまんべんなくのせ、桃を生地の中に少し埋め込む。
7. 華氏350度(180℃)のオーブンで40分間焼く。
8. 7をオーブンから取り出し、表面にざらめをふり、オーブンに戻しさらに10分焼く。
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不思議な作り方だけど、バターのおかげで外側がカリっとして、生地が桃の合間をぬって膨れてきてちゃんとケーキっぽくなります。見た目は素朴だけど、出来立ての温かいピーチコブラーにバニラアイスを添えるとなんとも美味。

これはテキサス生まれテキサス育ちの義理弟の奥さんにも受けました。彼女は食べ物の好き嫌いがあって、というか食べれるものの範囲がとても狭い人---例えばレタスならアイスバーグレタス以外は駄目、他の人がグリルした海老を食べるのを見るだけで吐いちゃうとか。料理の持ち寄りパーティーとかしても彼女は「すごく美味しい」と引きつった微笑みを見せつつ一口しか食べないことが多く、見てていつも気の毒だな~と思ってました。「食べ物の好き嫌いは?」と聞かれれば「虫以外なら何でもOK」と答えちゃう私とは大きな違い。

このコブラーもきっと彼女にはダメだろうな~と思いつつ出したら、なんと一皿ぺろっと食べ、お代わりまでしてくれてびっくり。さすが、テキサス・ピーチ・コブラーと名前にテキサスが付いてるだけあって、生粋のテキサス人にも受けた多分本格的(?)コブラーです♪ (本当に本格的かはイマイチ自信なく。。。今度レストランで見かけたら注文して確認してみます。)

p.s. ここ数日、ダラスは梅雨のように雨や曇りの日が続いてて、今日も最高気温28℃と涼しくて幸せ~。こんな日がずっと続いたらいいな♪ (あと1カ月以上待たないと無理だとは思うけど。。。)
by kiraku215 | 2008-08-20 15:00 |